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あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る

あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る

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『あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る』
エンニオ・モリコーネ/アレッサンドロ・デ・ローザ=著|石田聖子/岡部源蔵=訳
発売日:2022年10月26日
本体価格:4,200+税
判型:A5判・上製
頁数:536頁
ISBN:978-4-8459-2027-3

第1回音楽本大賞 個人賞受賞(小室敬幸選)!

「疑いの余地なく、本書は、わたしに関して書かれた本のうち、詳細にわたり丁寧に検討された正真正銘の最良の書である。これは真実の書である。」
──エンニオ・モリコーネ

前衛音楽から映画音楽へ
若き音楽家との対話によって紡がれるマエストロの生涯とその創造のすべて

『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『死刑台のメロディ』『エクソシスト2』『ニュー・シネマ・パラダイス』『ミッション』『アンタッチャブル』『海の上のピアニスト』『鑑定士と顔のない依頼人』『ヘイトフル・エイト』……
数々の名作で知られる映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネと若き音楽家アレッサンドロ・デ・ローザとの対話によって紡がれる、マエストロの生涯と創作の真実。

映画音楽は映画という芸術に対して何をすることができるのか。音楽としての純粋性を損なうことなく、大衆が理解可能な音楽はいかにして可能か。音楽は人と人をどのように結びつけることができるのか。そして、なぜ人は作曲を続けるのか。

本書には、モリコーネが歩んできた人生、映画音楽家としての活動、 経験、その音楽が生まれた契機と育まれた経緯のみならず、彼が生きた歴史・社会・文化的状況をめぐる思いのすべてが綴られる。

映画、ラジオ、テレビといった様々なメディアが到来しては次々に様相を塗り替えていった現代社会のなかで、「音楽」はそこに何を残すことができたのか。決して音楽の世界に閉じこもることなく、新しい環境のなかに飛び込み、苦闘した作曲家はやがて映画音楽界の巨匠と呼ばれるようになる。

ゴッフレド・ペトラッシのもとで作曲を学び、ダルムシュタットでジョン・ケージと出会った作曲学生時代。そしてRAI(イタリア放送協会)やRCAでプロとしてのキャリアをスタートしてからの下積み。その後のセルジオ・レオーネ、ベルナルド・ベルトルッチ、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ダリオ・アルジェント、ジュゼッペ・トルナトーレ、ジョン・カーペンター、オリヴァー・ストーン、ブライアン・デ・パルマ、ペドロ・アルモドバル、ロマン・ポランスキー、クエンティン・タランティーノらとのコラボレーションに至るまで、モリコーネの生涯が詳細に語られる。

巻末には、ベルナルド・ベルトルッチ、ジュゼッペ・トルナトーレ、ルイス・バカロフをはじめ、カルロ・ヴ ェルドーネ、ジュリアーノ・モンタルド、ボリス・ポレーナ、セルジオ ・ミチェーリといった現代の映画界と音楽界を代表する面々による証言が収められている。

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