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作家の旅 ライターズ・ジャーニー 神話の法則で読み解く物語の構造

作家の旅 ライターズ・ジャーニー 神話の法則で読み解く物語の構造

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『作家の旅 ライターズ・ジャーニー 神話の法則で読み解く物語の構造』
クリストファー・ボグラー=著|府川由美恵=訳
発売日:2022年3月10日
本体価格:3,000+税
判型:A5判・並製
頁数:576頁
ISBN:978-4-8459-2010-5

すべての物語がもつ永久不変のパターンとは何か?
人を惹きつける物語の構造とはどういうものか?

神話学者ジョーゼフ・キャンベルの神話理論〈ヒーローズ・ジャーニー〉を、映画にも適用できる物語構造=12ステップにモデル化し、ハリウッドに多大な影響を与えた一冊。

刊行25周年記念版が待望の邦訳!

映画界を激変させ、全世界で読み継がれてきた、物語創作の「伝説の聖典(カノン)」をご存知だろうか?
25年前に出版されて以来、ハリウッドの数々の名作に影響を与え、著名な監督、脚本家、プロデューサー、映画製作者たちを導いてきた本書、『作家の旅 ライターズ・ジャーニー』である。

物語の作り手にとって、まさに「一家に一冊」、古典であり最初の入門書でもある『作家の旅 ライターズ・ジャーニー』が、刊行25周年を記念した大幅増補版で登場。待望の新訳でお届けする。

著者クリストファー・ボグラーは、ハリウッドで多大な影響力を持つストーリー・コンサルタントの第一人者。ボグラーは、神話の要素は人間の普遍的な真理であるとして無数の神話から物語の構造を抽出したジョーゼフ・キャンベルの研究(『千の顔を持つ英雄』)に惚れ込み、キャンベルの〈ヒーローズ・ジャーニー〉理論に、カール・G・ユングのパーソナリティのパターン〈アーキタイプ(原型)〉の研究と、ウラジミール・プロップの民話・昔話を構造分析した物語理論を合わせて発展させ、ハリウッド映画に適用させたメソッドを提唱した。ボグラーによるこのストーリー構造とキャラクター開発の包括的な理論は、どんなストーリーにも適用することができる「物語創作のデザイン・テンプレート」として、世界中から熱烈な支持を受けている。
本書は、12カ国語以上に翻訳され、高校や大学のクリエイティブ・ライティングの授業では、教科書としても広く使われている。

本書の大きな特色は、〈ヒーローズ・ジャーニー〉の12ステージの構造モデルと8つの〈アーキタイプ〉がそれぞれ詳述され、その理論が誰にでもわかるように平易な言葉で解説されるが、決してハウツーを説いたり、安直なマニュアルを提供したりはしないことである。その代わりに、キャンベルとユングの理論を物語創作の文脈に置き直して整理することによって、私たち人間にとって、物語とは何か? どう機能するのか? 物語はどこからやってくるのか? 人にはなぜ物語が必要なのか? 一体何が物語を作るのか? その核心を掘り下げている。

もうひとつの特色は、理論の解説だけでなく、有名映画作品や物語を実際に使った〈ヒーローズ・ジャーニー〉分析の実例を誌上で公開していることだろう。

*〈ヒーローズ・ジャーニー〉分析の実例:
『タイタニック』(ジェームズ・キャメロン監督、1997)
『パルプ・フィクション』(クエンティン・タランティーノ監督、1994)
『ライオン・キング』(ロジャー・アレーズ、ロブ・ミンコフ監督、1994)
『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ監督、2017)
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(ジョージ・ルーカス監督、1977)

解説だけではわからなかったポイントが、〈ヒーローズ・ジャーニー〉分析の実例に目を通すことで驚くほど明瞭になり、ストーリーの構造とキャラクターの感情や行動の原理がクリアに見えてくるはずだ。

物語の構造と原理を見抜く「目」を養い、一段階深い洞察力がきたえられる本書は、作り手である脚本家や作家だけでなく、物語に興味を持つすべての人が、より楽しく深い鑑賞するための手引き書としても役立てられるだろう。

これ一冊で物語の解像度が確実に変わる、
ストーリーテリングの古典的指南、真の名作の誕生。

「この本は、ストーリーを考える会議の中にいる一番クレバーな人が部屋に来て、脚本を書くときに何をすべきかを耳元でささやいて教えてくれるようなものです。クリストファー・ボグラーは、テーマとストーリーを結びつけ、脚本を生き生きとしたものにするためのプロセスを、丁寧な洞察を重ねながら、一歩一歩、私たちに教えてくれる」
──リンダ・オブスト/プロデューサー。『めぐり逢えたら』『10日間で男を上手にフル方法』など

「これは、私たちが書く物語、そしておそらくそれよりもっと重要な、私たちが生きる物語についての本だ。ストーリーテリングの芸術、性質、そして目的そのものについて、私がこれまで出会った中で最も影響力のある一冊だ」
──ブルース・ジョエル・ルービン/脚本家。『ゴースト』『ディープ・インパクト』『ジェイコブズ・ラダー』など

「教壇に立つことがあると、私はいつも、“クリストファー・ボグラーの『作家の旅 ライターズ・ジャーニー』は誰もが最初に読むべき本だ”と言っている」
──ダーレン・アロノフスキー/監督、脚本家。『ブラック・スワン』でアカデミー監督賞ノミネート、『レスラー』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞、『レクイエム・フォー・ドリーム』など

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