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ポストヒューマン 新しい人文学に向けて

ポストヒューマン 新しい人文学に向けて

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『ポストヒューマン 新しい人文学に向けて』
ロージ・ブライドッティ=著|門林岳史=監訳 大貫菜穂/篠木涼/唄邦弘/福田安佐子/増田展大/松谷容作=共訳
発売日:2019年2月26日
本体価格:3,000+税
判型:四六判・上製
頁数:352頁
ISBN:978-4-8459-1725-9

ポストヒューマン理論入門の決定版!

近年「思弁的実在論」と並んで盛んに論じられている〈ニュー・マテリアリズム〉の動向の震源地のひとつであり、ジュディス・バトラー以降のフェミニズム理論を牽引する世界的に著名な理論家、ロージ・ブライドッティの初邦訳書、待望の刊行。

「人新世」の時代において、そして、テクノロジーに媒介されたグローバル資本主義経済の時代において、人間たちはかつてと同じ「人間性」を保持しているとみなしうるのか?

ひるがえって、「人新世」の時代においてかつての「人間性」を保持することが望みえないのだとすれば、どのような新たな「人間性」をアファーマティヴな(=多様な他者に開かれた)ものとして思い描きうるのか?

かつて理想として思い描かれた近代・西洋・白人・男性的な人間像と、
それを支えてきた旧来の人文主義と人間中心主義に異議を突きつけ、
バイオテクノロジー、ロボット工学、軍事技術から、グローバル資本主義や環境問題にいたるまで「ポストヒューマン」の問題系について包括的に議論する。

現代における私たち人間の生について考察し、
新しい人文学(ヒューマニティーズ)のかたちを描き出す
幅広い射程を有する「ポストヒューマン」理論の最重要著作、待望の邦訳。

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