商品情報にスキップ
1 2

My Store

【僅少本・傷み汚れアリ】N女の研究

【僅少本・傷み汚れアリ】N女の研究

通常価格 ¥1,870 JPY
通常価格 セール価格 ¥1,870 JPY
セール 売り切れ
税込

【注意とお願い】
こちらの商品は在庫僅少本につき、美本ではありません(本に傷みや汚れがあります)。
写真のコンディションをご確認いただき、納得いただける方のみご購入下さい。
傷みや汚れを理由とした購入後のキャンセル・返品・交換には対応できかねますので、その点ご了承くださいませ。

『N女の研究』
中村安希=著
発売日:2016年11月26日
本体価格:1,700+税
判型:四六判・上製
頁数:296頁
ISBN:978-4-8459-1615-3

「N女」=「NPOで働く女子」たちとは一体何者なのか?
開高健ノンフィクション賞作家が切り取るNPO業界の新しい動きと「N女」たちの生き様。

近年、有力企業に就職する実力がありながら、雇用条件が厳しいと言われるNPO業界を就職先に選ぶ女性が現れ始めています。NPOで働く女性、略称「N女」です。
N女とは何者なのか。N女の出現の背景には何があるのか、また彼女たちの出現によって今、NPO業界では何が起きつつあるのかを探るべく、中村安希さんはインタビューを続けてきました。

そこから浮かび上がってきたのは、職場や家庭、地域社会など、かつての共同体が力を失い、分断が進む社会の中で、失業、病気、災害などをきっかけに、あるいは障害や差別によって、人や社会の「つながり」からはじき出される人々が増えつつあるという現実と、そうした人々を社会につなぎとめようと試行錯誤するN女たちが奮闘する姿でした。

さらにN女たちの出現は、結婚や育児によってキャリア人生が大きく左右される女性特有の問題や、男性型縦社会ではなく横のつながりを求める女性性の潜在力など、働く女性の在り方を問いかけています。

・N女の出現は、現代社会に蔓延する「居場所のない不安」を解消する手立てとなりうるのか?
・行政、民間、NPOの間を自由に行き来するN女の存在は、異セクターのつなぎ役として、経営難を抱えたNPOの運営を立て直すことができるのか?
・NPOというフロンティアは、働く女性たちの新たな活力の受け皿となりえるのか?

N女たちの苦悩と模索、生き様を通して、NPOの存在意義と未来の行方について考察したノンフィクションです。

詳細を表示する