シナリオ構造論[復刻版]
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『シナリオ構造論[復刻版]』
野田高梧=著
発売日:2016年7月22日
本体価格:2,000+税
判型:四六判・並製
頁数:376頁
ISBN:978-4-8459-1613-9
半世紀を経て待望の名著復刊。
「構造」から映画を考える、シナリオ創作の代表的入門書!
1930 年代ごろより活躍し、世界的にも名高い監督・小津安二郎の通称「小津組」の中核を担ったシナリオライター・野田高梧による、「脚本」の役割を真摯かつ実践的に説いた画期的な歴史に残る一冊。
本書は日本の脚本術の先駆けであり、1952 年の初版刊行以来、何度も版を重ね改訂されてきました。取り上げるのは40~50 年代の邦画、洋画、文学作品などですが、これらは今日においても作品づくりの「基礎」であり、「根底」を示しています。これまで数多くの脚本家、小説家の生涯の友として愛用され、名だたる人材を育ててきました。
最後に版を重ねてから16年。長らく絶版状態にあった本書の復刊を望む声は多く、今日においても脚本家、シナリオライターのみならず、あらゆる創作者にとって必携の一冊となっています。
『晩春』、『麦秋』、『秋刀魚の味』、そして『東京物語』……。
小津安二郎監督の代表作を担い、日本映画の黄金期を築いた伝説的脚本家によるシナリオ創作論です。