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【特別価格】Film Analysis 映画分析入門(送料無料)

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『Film Analysis 映画分析入門』
マイケル・ライアン/メリッサ・レノス=著|田畑暁生=訳
発売日:2014年10月22日
本体価格:2,400+税
判型:A5判・並製
頁数:256頁
ISBN:978-4-8459-1439-5

映画を多元的に読む──
ワールド・スタンダードな「映画学の教科書」決定版

これまで映画の見方を指南する本は、技法の詳説に偏ったものや、高踏すぎる難解なものが多いのが現状でした。本書では、実際の映画作品を用いて「技法」と「批評」の両面から分析するテキストで構成されており、映画をトータルかつ客観的な視点から学習することができます。
第一部では、物理的な対象(カメラ、音、美術など)の「何を見ればいいのか」が語られ、第二部では、意味上の対象(歴史、政治、科学、思想など)を「どう見ればいいのか」が述べられており、豊富なスチルがそれらをさらに分かりやすく伝えます。
「映画を批評的に見るためには、どこから始めればいいか」という一歩進んだ映画に対する観点が、本書が伝えたいコアポイントです。「鑑賞のイージーさ」と「批評のハードさ」を繋ごうとする姿勢は、ただ単に映画を受容するだけではなく、鑑賞者や作り手に対して新しい視点や論点を与える1冊です。

 

《本書で引用される映画作品》
『時計仕掛けのオレンジ』 『パルプ・フィクション』 『シャイニング』 『鳥』 『ロード・オブ・ザ・リング』 『アメリ』 『無ケーカクの命中男』 『フィクサー』 『2046』 『第三の男』 『波止場』 『フィラデルフィア物語』 『暗殺の森』 『北北西に進路を取れ』 『12人の怒れる男』 『我等の生涯の最良の年』 『ミルドレッド・ピアース』 『捜索者』 『女相続人』 『花様年華』 『エネミー・オブ・アメリカ』 『その土曜日、7時58分』 『スタンドアップ』 『自転車泥棒』 『突撃』 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』 『ガス燈』 『大いなる幻影』 『ロード・トゥ・パーティション』 『ゴッドファーザー』 『コールガール』 『十字砲火』 『男性・女性』 『ブロンド・ヴィナス』 『ドライヴ』 『ハイエナ』 『テルマ&ルイーズ』 『市民ケーン』 『地獄の黙示録』 『ある日、ダウニング街で』 『エイリアン』 『カメラを持った男』 『ブレードランナー』 『バッカニアーズ』 『しあわせの法則』 『チャイナタウン』 『シェイム』 『風と共に散る』 『セブン』 『羊たちの沈黙』 『フォーリング・ダウン』 『つぐない』 『M』 『恋する惑星』 『ロジャー&ミー』 『パリ 夜は眠らない』 『スコピオ・ライジング』 『二十四時間の情事』 『インサイド・ジョブ』 『歴史と記憶』 『ツリー・オブ・ライフ』 『ゴールド・ディガーズ1933』 『レボリューショナリー・ロード』 『ワーキング・ガール』 『ファイト・クラブ』 『レザボア・ドッグス』 『憎しみ』 『オフィシャル・ストーリー』 『ラン・ローラ・ラン』

 

目次
序章 映画における意味

第一部 技巧と意味
第1章 構図
第2章 カメラワーク
第3章 編集
第4章 アートディレクション
第5章 語り
第6章 メタファー、構造、人物、モチーフ
第7章 スタイル:リアリズムと表現主義

第二部 批評的分析
第8章 歴史的批評
第9章 構造主義批評
第10章 心理学的批評
第11章 イデオロギー批評
第12章 ジェンダー批評
第13章 エスニック批評
第14章 政治的批評
第15章 ポスト構造主義批評
第16章 科学的批評

訳者あとがき

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