My Store
【僅少本・傷み汚れアリ】スティーブン・スピルバーグ論
【僅少本・傷み汚れアリ】スティーブン・スピルバーグ論
受取状況を読み込めませんでした
【注意とお願い】
こちらの商品は在庫僅少本につき、美本ではありません(本に傷みや汚れがあります)。
傷みや汚れを理由とした購入後のキャンセル・返品・交換には対応できかねますので、その点ご了承くださいませ。
『スティーブン・スピルバーグ論』
南波克行=編
発売日:2013年2月25日
本体価格:2,600+税
判型:A5判・並製
頁数:272頁
ISBN:978-4-8459-1204-9
日本におけるスピルバーグを巡る言葉と評価が、一転する
映画界の頂点に君臨し続ける作家、スティーブン・スピルバーグについての初の総論。<リアルとアンリアル>、<戦場と夢想>、<大人と子供>の狭間で、常に世界とコミュニケーションをとってきたスピルバーグ。
ユダヤ系の出自、世界大戦への興味、幼年期の思いはもちろん、アメリカ史の中で、時には文芸作家として、製作総指揮として、キューブリックの企画の後継人として……、これまで映画製作にどんな背景や展望を持って取組んできたのか。
『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』『プライベート・ライアン』『カラーパープル』『マイノリティ・リポート』『1941』『アミスタッド』など、すべての作品を初めて同一線上に並べて複合的に読み解くことで、その映画的アイデンティティに迫る。
■『E.T.』時代のインタビュー、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』製作陣ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイルとの鼎談によるスピルバーグ自身の言葉を収録
スピルバーグをめぐる言葉は、これまであまりにも断片的だった。その姿を総合的に解き明かそうとする研究は、今のところほぼ皆無と言っていいと思う。スピルバーグのある種の面は評価するが、ある別の面には無関心、というパターンが多い。ひとまず肯定的な眼差しのもとに、ひとりの映画作家について、愛情をこめて語りきること。スピルバーグに対して、その作業が行われていないのは絶対におかしい。それでは映画をめぐる言葉に過去も未来もないのではないか。
──編者による序文より